令和肆年

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明けましておめでとうございます

一昨年・昨年は様々な事柄の変貌になり、また過行く時代の波の節目になりました。
けれども毎年「正月(元旦)」は訪れます。
地方によって各個人や家族および社会の祝い方等それぞれ個性もあります。
我が家では、昔からあまり派手な祝い方より、
簡単でありながら純粋な祝い方をしております。
ちなみに、わが国の紀元(皇紀)は二千六百八十二年(2682)です。
このことを想う心も大切ではないでしょうか。

縁起物

お年玉(令和四年)

鏡餅やお年玉は元旦のメインであり、
そのために全集中を注ぎ込み祝うものであると思います。
現在では「おとしだま」も金銭でお贈りするケースが多くなり、
場合によっては、大人より子供のほうが、お小遣も増え本来の
お年玉の価値感や受け取り方も本末転倒のような感じもします。
また神棚にお供えする、米・酒・水・塩の三宝(三方)配置も中央にお米より、
水器が真ん中に陣取るケースも・・・
日本人の主食は基本的に「お米」であるので、
供え物も中央に「お米(稲霊)」であることでしょう

結び(むすひ)

清浄(せいじょう・しょうじょう)は外観だけ綺麗にするのでなく内面の心も綺麗にすること
が本来の清浄の意味ですね。
古代では海岸で、身を綺麗に整え神々にお会い、または詣でたようです。
六根清浄と唱える先達がたのお声も、神社で祝詞の中(祝詞奏上)に
挙げることもあるこの清浄を繰り返し
日々の生業に生かすことも大切ではなかろうか。
良き今年月を祈りながら~~

正月飾りの扱い方

地域によって、若干正月飾りの扱い方も様々であることを周知すべき事柄であり、『伝統文化』を重んじているのなら、一律ネット検索にキーワードとして記載されてることに印象付けされてその通りに判断してしてしまわないことを願っております。

松の内は

門松・正月飾り等
関東では七草がゆ(7日)が済んだ後日に飾りを仕舞う
関西では小正月(15日)過ぎてから飾りを仕舞う

正月の挨拶

※お年賀の挨拶なども、最近では一律になりましたけれども
「年明けお年賀」或いは「御挨拶」などが本来の意味合いでしたが・・

関東では松の内7日まで
関西では松の内15日まで
失礼に当たらない期間と理解することでしょう
(とはいうものと、いつまでも正月気分ではおられない現在人の心境は理解しております)

※おおざっぱにいうとこうなります。
また事細かな事柄も存在しますので、
各地方、居住地の公共的な場合と各家庭の個人によっても若干違ってきます。

正月飾りの中で、玄関に掲げる「しめ縄等」のお焚き上げ(処分とは言わない)元座におかえりいただく事、またメインである「鏡餅」は手で割って御霊の恵みをいただき(善哉などにする・他どんど焼き等あります)一年間をお守りいただく意味合いの概念であることでしょう。

『正月しめ縄』など、一年中玄関頭上に飾り、新たな歳神が訪れるまでそのままにして置くケースもあります。(但し門松等の正月飾り物・昨年のしめ縄は松の内を過ぎてから仕舞う)

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