落ち着いたときにふと俳句もよいものです。
確かに気ぜわしい日々の俳句より、ひと時の息抜きの間に、ふと想うことに味があるのではないでしょうか。
久しぶりの詠みです
立春も過ぎてなお冬の兆しを感じるこの頃です。巷では豪雪続きで、物流・生活など困難な環境も耳にするが、こちらの地域ではそんなに豪雪地帯のような積雪は珍しい。
詠み:はるはじめ、へいじょう、つかれ(突かれ)、ゆきのこえ
『春はじめ』とは立春のことです。『平常』とは、平凡な日々の中もう雪は降らないだろうとの思いを「平常」に組み込んでます。『突かれ』とは「意表を突く」の解釈にしていただければよいかとも、『雪の声』は雪化粧でもあり、自然界がまだまだ、雪の顔も声も聴かせるぞ!と言っているようでもある表現です。
今季の季語など・・
季語にも、『春夏秋冬』それに細かな分け方として『天文・地理・行事・生活・動物・植物』という日常生活や、ちょっと背伸びした生活空間など、感動したことなどの気持ちを表現します。本来「冬の季語」は立春までより「春分」までの時期のほうが適切かとも思います。